カネなし、コネなし、経験ナシの31歳独身男、起業家への道

カネなし、コネなし、就職経験1年未満の31歳独身男が起業家になるまでの道を日記風に綴っていきます。1週間に1回くらいのペースで書ければと思っています。ゆっくりやっていきます。

新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

2014年、週1回で書いていくと言ったこのブログも10月15日から滞ってしまい、結局2015年という新しい年を迎えました。

旧年の自分の至らなさには深く反省しております。。。。

が!過去の事をいつまでも振り返ってウジウジしていても仕方ないので、2015年は気持ちを切り替えてまた週一ペースぐらいで書いていければなと思っています。

 

このブログを楽しみにしてくれている方がいるかどうかはわかりませんが、かなりマイペースな自分のブログにお付き合いしてくれる方がいれば幸いです。

 

2015年もよろしくお願いします。

 

さて、今日はどうしようかと考え、2014年をさらっと振り返ってみようか!?

と考えたのですが、「さらっと振り返っちゃったらこのブログで書くことが無くなっちゃうじゃないの〜、アケミちゃ〜ん!」

 

「ダメよ〜、ダメダメ!」

 

となってしまうので、致し方なく前回の続きから書いていこう!

ということになった次第でございます。

 

結局、1年以上溜まっちゃったよね。

うん。

 

11月2,3日で行われた文化祭は無事に出店することができ、デザイナーさんは一生懸命販売し、それなりに小物や雑貨、洋服を販売することができました。

 

もともと洋服の専門学校だったこともあり、足を運ぶお客さんは洋服に興味がある方たちばかりだったので、かなり足を止めてくれる人たちが多かったのは良かったと思います。

 

私は私で販売のお手伝いをすることはできませんが、1階の人通りが多い場所でビラ配りなどをして、会場に足を運んでもらえるように誘導をしたりしました。

 

とてもいい機会だったと思います。

 

ただし!

あくまで本業はネットショップの運営であり、利益率もネットショップの売り上げと同じで計算していた為、持ち帰り用の袋を準備したり、現金管理用の金庫を購入したり、場所代を払ったりしたら、ほとんど利益なんて残りませんでしたよ!!

 

みなさん、ちゃんと収支の計算はしっかりして、利益が残るような運営をしてくださいね!(泣)

 

いろんな意味でとてもいい機会だったと思います。(泣)

 

というわけで、一大イベントは終了しましたとさ。

 

利益率 見越した計算 大事だよ

【番外編】「最近の若者は日本語が正しく使えない」という発言について

昔からよく聞く

「最近の若者は日本語が正しく使えない」

という発言に、私は腹が立つ。

 

今日、谷崎潤一郎著の「文章読本」を読み終わった。

文章に携わる人は必読の一冊だと聞いて読んだのだが、確かにいい本だった。

物書きがどのくらい深く考えて文章を書いているか改めて気づかされ、文章を書く上で何が必要か、どういう書き方があるのかが詳しく書かれている。そういう視点があるということを投げかけているだけでも、とても意義深い本であると思う。

 

かくいう私も、大学では日本文学を専攻していたため、多少は文章や文学に素養がある。

だからこそ、興味を持ち、考える事がある。

 

「最近の若者は日本語が正しく使えない。」

 

よくおじさんの口から耳にする言葉だ。

 

私は言いたい。

「は!?じゃあ、正しい日本語ってなんですか!?」

 

まず、その人の言っている「正しい日本語」とはいつの時点のどの言葉を指しているのか明確にしてもらいたい。

どれが「正しい日本語」なのか、明確に答えられる人間などこの世に一人もいないだろう。

 

言語というものは、

「相手に自分の意思を伝える手段」

でしかないと私は思っている。

 

だから、相手に言いたいと思っている言葉が伝われば何でもいい。

造語だろうと、外来語だろうと、言いたい事が伝わればそれはれっきとした言語なのだ。

 

だから、

「正しい日本語」なんてものは存在しないし、

「正しい日本語が云々…」

と細かい事を言っている事自体に、意味がない。

 

言語は時代や場所によってどんどんと移り変わっていく。

必要な語は増えていき、使わない語は廃れていく。

言語なんてそんなものだ。

 

なのに大人は

「正しい日本語は、正しい日本語は…」

という。

 

じゃあ、あなたは源氏物語みたいなひらがなを使って文章体で文字を書き、平安時代のような口調で話せばいい。

あのあたりが日本固有の日本語であり、日本で発達した言語なのだ。

 

口語体で文章を書き、漢字を使っている時点であなたの日本語も正しくはない。

 

現在発行されている国語辞典なんて、外来語のオンパレードだ。

使える外来語はどんどん取り入れて発展していく。

そこが日本語の長所であることは間違いない。

 

あなたがさらっと使った今の言葉も、外来語の可能性は十分にある。

それなのに若者の日本語をおかしいと言う権利があるのだろうか。

 

「今日帰ったらサッカー見れる!やったー!」

でいいじゃない。

相手にはしっかりと伝わる。

必ずしも

「今日帰ったらサッカーが見られる!やったー!」

である必要はない。

 

よくよく自分が発言している言語を省みた上で発言してもらいたいものです。

 

 

 

 

 

 

11月2日 初めての◯◯

独立してすぐの8月2日、俺は学生時代にお世話になった専門学校の先生に会いに行った。

何をしに行ったかというと、

 

・「若手のデザイナー支援をしたくて独立しました」という報告。

・「学校の空き教室を借りてイベントをしたい」という提案。

 

をしに行ったのだ。

 

4年ぶりにくらいに会った先生は在学当時と全く変わっておらず、何だか安心した。

独立の報告を済ませ、イベントの提案を行ったが、あまりいい返事はもらえなかった。

しかし、「11月2日・3日に文化祭があるから、そこに出してみたら?」という話をもらった。

 

ネットで洋服を売るのはそこそこ難しい。

なぜかというと、洋服を手に取れないからだ。

触った質感とか、色味とか、コーディネートとかはやっぱり実際に触って確かめたいと思うのは普通の感覚だろう。

俺もそうだ。

買い物に行く時は、歩き回って吟味する。

だって、後悔したくないもの。

 

イベントで直接お客さんにアプローチできるのはとってもありがたい。

しかも、イベントに来るのはファッションに興味津々な専門学校関係者達ばかり。

 

来た!これはチャ〜ンス♪

 

俺は一秒とかからずに、二つ返事で引き受けた。

これが予想以上に大変なイベントだという事を知らずに・・・

 

文化祭だけに、文化祭ノリで準備をしていた俺に、悲劇は訪れた。

 

ラックも用意したし〜、袋も用意したし〜、おつりも用意したし〜、完璧〜♪

と思っていた俺に、一人のデザイナーから連絡が入った。

 

「カードってもちろん使えるんだよね?」

 

・・・へ?

 

「いえ、使えません。現金のみしか用意していません。」

「は?そんなの売れる訳ねーじゃん。最低1着2万とかするんだよ?現金持ってるお客なんているわけねーじゃん。」

 

・・・マジか!

マジなのか!?

 

なめていた、俺は完全に「文化祭」をなめていた。

「初めての文化祭」は俺の顔面にカウンタークロスを喰らわした。

 

「何とか用意してみます。」

そう言って俺はカード決済ができる業者を片っ端からあたった。

 

業者に連絡してみてわかったことがある。

決済導入には最低一週間はかかります。

 

だめだ。もうだめだ。

俺には商売の才能がないんだ。ただのでくのぼうなんだ。

穴があったら入りたい。もうアリンコになりたい・・・

 

そんな風には一切思わなかったが、

そんな時優しく手を差し伸べてくれた神のような企業があったのだ。

 

その企業とは

Apple

 

そう、先日iPhone6を発売した一流企業「Apple」である。

Apple」が提携しているサービス「square」はカードリーダーを購入すると即日からカード決済ができるというサービスを提供していたのだ。

 

俺は涙が出るかと思った。

 

心の底からAppleさんありがとー。スティーブ・ジョブズありがとー。」って思ったよ。

 

こうして11月1日、ギリギリ一日前に何とか準備を整える事ができたのだった。

 

Apple様 心の底から ありがとう

 

 

 

 

 

 

デザイナーになれない理由

なぜデザイナーとして独立できる人が少ないのか。

 

それは

「ビジネスとアート」

を混同しているからです。

 

ちなみになぜ「アート」という言葉を使ったかというと、「アーティスト」を目指している(と思っている)人が多いからです。(本当はビジネスの対義語は「ホビー」)

 

ビジネスとアート、広義・狭義いろいろな捉え方があるとは思いますが、

私の考えとしては

 

「ビジネス」

一般消費者に価値を提供し、見返りとして代金をもらうこと。

 

「アート」

富裕層に価値を提供し、見返りとして代金をもらうこと。

 

前提として、誰かから代金をもらわなければ生活していけません。

代金をもらう為には、誰かに価値を提供しなければいけません。

その為には顧客になりうる人が求めているもの(欲求)を満たす必要があります。

必ず「価値を提供する代わりに代金をもらう」のです。

 

皆さん、自分がやろうとしてることが「ビジネス」にしろ「アート」にしろ、他人に価値を提供して、その見返りとして代金をもらうという根本を理解していません。

 

しかも大多数の人は自然と「ビジネス」を目指しているということを自覚していません。

 

まず聞きたいのは

「あなたは誰にそのモノを売ろうとしているのですか?」

 

どちらを目指すかによって、売り方が全く違う事を理解して下さい。

「ビジネス」なら一般消費者に向けて大量生産をして売り込めばいいですし、「アート」ならお金持ちや企業などに向けてオーダーメイド形式の売り方をしなければいけません。

 

まずはそこを明確にしましょう。

 

デザイナーを目指している人達が共通して言う言葉

「自分が作りたい物を作って、それを認められて成功したい。」

 

はっきり言います。

「無理です。」

 

たまたま作ったものが時代の風潮に合っていて、流行の波に乗り、いわゆる「成功」のレベルまで行く人もいるかもしれません。

でもそれはごくごく稀な話。

 

まず一つ言える事。

それは皆さんが「アーティスト」だと思っている人達はしっかりと時代の流れに沿い、

「消費者が求めているものを提供している事」

 

意識しているいないは別にして、時代の流れや世相を反映したモノが生み出されています。

 

洋服でも、音楽でも、パソコンや建築物でもいいです。

どういう背景があって、どんな流れで作られていたか調べてみて下さい。

 

必ず世の中にニーズがあって、それに答えるようにそのモノが作られていますから。

 

例えば「レオナルド・ダ・ヴィンチ」、「ル・コルヴィジェ」、「セックスピストルズ」、「コム・デ・ギャルソン」。

 

彼らは「アーティスト」だと思いますか?

彼らは本当に自分の作りたい物を作っていただけでしょうか。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチ」も「ル・コルヴィジェ」も有名な方々ですが、彼らには顧客がいました。顧客のニーズを満たしたからこそ仕事が入り、自分のテイストを加えつつも、顧客の要望を叶えていったのです。

 

「セックスピストルズ」「コムデギャルソン」は時代の風潮を見事に捉えていました。閉塞的で保守的だと一般消費者が思っていたところに、彼らは革新的で反社会的な製品を提供したのです、製品を提供したというよりは価値観や考え方を提供したと言っても過言ではありません。

 

「アップル」の創業者「スティーブ・ジョブズ」も同じです。

アップルが掲げていたスローガン「Think different」。

アップルも製品を提供すると同時に価値観や考え方を提供していたのです。

 

あなたが作りたいものは顧客(消費者)に価値を提供していますか?

 

「かっこいいから」

「かわいいから」

「デザインが優れているから」

だから、私のデザインは売れる(はずな)んだ。

 

デザイナーを目指している人からよく聞く言葉です。

 

もう一度はっきりと言います。

「デザインがいいだけでは売れません。」

しかも、本当にそのデザインがいいかどうかもわかりません。

デザインがいいかどうかを決めるのは顧客(消費者)なのですから。

 

たとえば、5万円くらいのアンドロイドスマホを日本中の人が持っている状況で、

アップルの製品が世界中で全く普及していなかったとします。

もちろんスティーブ・ジョブズを知っている人はいません。

ある日突然スティーブ・ジョブズがiPhone6を持って

「このスマホはデザインが優れているから10万円で買って下さい。」

と来たら、あなたは買いますか?

 

どこの誰かも分からない人物が、平均価格よりも高い金額で、ネームバリューのないちまたに溢れている物を、デザインがいいという理由だけで売っているのです。

 

私なら買いません。

 

よくよく考えてみて下さい。

あなたはそれでも買いますか?

 

本気でデザイナーを目指すなら、

この言葉は捨てて下さい。

「自分が作りたい物を作って、それを認められて成功したい。」

 

本気でデザイナーを目指すなら、

顧客(消費者)のニーズを的確に読み取り、顧客(消費者)が望むものを提供して下さい。

その中で、自分のテイストを織り交ぜていけばいい。

あくまでニーズを汲み取った上での提案です。

 

ぜひデザイナーを目指して、成功して下さい。

人生はマラソンのごとし(番外編)

最近よく思う事がある…

 

それは

「人生はマラソンのごとし」

 

今日はちょっと起業家への道から逸れて、現在(2014年8月31日)に戻って心境を

綴ってみようと思う。

 

今現在、俺の休みは日曜日の一日だ。

といっても、ちょっと長めに寝る、家事を一通り済ます、趣味のマラソンをする。

以外はパソコンに向かっている。

 

そう、俺の趣味は「マラソン」だ。

マラソンと言ったらいいのか、ランニングと言ったらいいのかはよくわからない。

今日はとりあえずマラソンと呼ぶ事にする。

 

俺のマラソン歴は15年を越えている。

中学〜高校にかけては、「走ること」なんて大嫌いだった。

生まれながらに運動神経が悪かったため、周りにはいつも勝てず、劣等感を常に

持っていたし、走れば走ったで苦しいし辛い。

何もいい事がないと思って過ごしてきた。

 

しかし、高校に入り中学から始めた野球部に入部した。

前述した通り、根っからの運動音痴だった為、野球ではレギュラーになることが

できなかった。

 

毎日毎日走り込み、筋トレ、練習、グランドの整備などを続けていた。

「なんでこんなことやっているのだろう。」

と思いながらも、途中で投げ出したくないという気持ちと、続ける事に意味があると

思っていた為に3年間続けた。

野球でレギュラーになれそうもなかった俺は、途中から別で一番になる道を

探し始めていた。

 

それが毎日行っていた「走り込み(マラソン)」だった。

 

一年の頃は体力もなく、後ろから数えた方が早いくらい遅かった。

しかし、時が経つにつれ、体も成長し、体力もついてきた為、どんどんと順位を

伸ばしていった。

 

また、辛い事がだらだらと長く続くより、多少大変でも辛い事が短く終わる方がいいと

考る性格だったことも要因だった。

 

3年生になる頃には野球部で1、2位を争うほどマラソンが速くなっていた。

その頃のタイムは3分30秒/1kmくらいだった。

 

冬に行われた「マラソン大会」では、全校で3位になる事ができた。

 

それ以来、マラソンはずっと続けてきた。

理由はその時々で様々だが、

・体力を落としたくない

・ダイエット

・仲間とマラソン大会に出てみよう。

のような理由で定期的に走っていた。

 

今では5分30秒/1kmくらいのタイムだが、週に1回13.5kmくらい走っている。

 

ちょっと前置きが長くなってしまったが、

私が最近よく思う事、それは

「人生はマラソンのごとし」

である。

 

マラソンはゴール(目標の設定)を設定し、それに向かって走っていく。

まずはマラソンを行う為に何が必要なのかをリストアップする。

靴が必要なのか、トレーニングウェアが必要なのか、体力が必要なのか、

一緒に走ってくれる仲間が必要なのか、人それぞれ必要な物は違ってくる。(事前準備)

準備が整ったら、だいたい1km何分くらいで走るというペースを決め、

5kmでだいたいこのくらいのタイム、10kmでだいたいこのくらいの

タイム(到達度の計測)と予定を決め、それに合わせるように走る。

走りながら5km・10kmとタイムのずれを確認し、自分の今の体力と
ペースを上げるのか下げるのかを判断する。(現状と方向性の判断・修正)

そんなことを確認しながら、一歩一歩進み、目標を達成する。

 

これは人生でも事業でも全く同じ事が言えるだろう。

 

もちろん「ランナーズ・ハイ」のように楽しくなることもあるし、

沿道の声援に勇気づけられたり、給水所のようなご褒美(いいこと)もある。

しかし、走っている途中は辛く苦しい事がたくさんある。

「苦しいな、歩いちゃおうかな。」

「なんでこんな辛い思いまでして走らないといけないんだ。」

なんて心が折れそうになることが多々ある。

 

でも「あの木まで走ってみよう。」「あと1kmだけ走ってみよう。」と

自分を鼓舞させながら少しずつでも前に進んでいく。

すぐ先の目標に到達したら、「あとちょっとだけ。」「あと1kmだけ・・・」と

小さな達成を積み重ねて最終的には最初に決めた大きな目標まで到達する。

 

まさに「人生はマラソンと同じだ!」

 

・自分がなりたい自分を夢に描き(目標の設定)

・その為に何歳までにこうなっていたいと考え(中間目標の設定)

・夢を実現する為に何が必要かをリストアップし(事前準備)

・実際に行動しながら、計画と現状が合っているか確認する(到達度の計測)

・目標通りであればそのまま、ずれていれば修正する(現状と方向性の判断・修正)

 

もちろん事業でも同じ事が言える。

 

事業の最終的なビジョンと事業計画を立案し(目標の設定)

・長、中、短期経営計画を策定し(中間目標の設定)

・設備や人件費などに初期投資を行い(事前準備)

・実際に事業を行いながら、経営計画との擦り合わせを行い(到達度の計測)

・経営計画との差異を判断・修正する(現状と方向性の判断・修正)

 

これはやっぱり人生の法則なのではないかと思うのだ。

 

まずは夢(目標)を決める事

 

これが人生の始まりなのではないかと思う。

「お金持ちになりたい。」

「人から認められたい。」

「大好きな電車(鉄道)を突き詰めたい。」

「一生美味しい物を食べて生きていきたい。」

なんでもいいと思う。

 

それを達成するためには、どうすればいいのか。

いつまでにどうなっていないといけないのか。

何が必要なのか。

を考え、リストアップし、

「今やるべき事はなんなのか。」

まで考えたら、とにかくがむしゃらにやってみる。

 

夢(目標)に向かう道は一つじゃない。

いくつもの方法がある中から、自分で選択し、夢(目標)に向かって進んでいく。

 

道が逸れたって、遠回りしたっていいじゃない。

マラソンをしていたって、

「なんであんな辛い事、趣味でやってるの?」

って言われる事もある。

 

だけど、辛くて苦しい事だって、やってみなきゃわからないことがたくさんあるし、

やったからこそ味わえる事がある。

ゴールした時の嬉しさは、走らなきゃわからない。

 

「人生はマラソンのごとし」

マラソンだと思って、気楽に人生歩んでみてもいいんじゃない?

 

 

 

10月28日 全国目指せデザイナーサミット

前回から約1ヶ月。

その間に色々な事があったが、日々売上を上げる為に試行錯誤していた。

10月22日には無事表参道に入居し、簡単な手続きがあったものの、特に何事もなく平日は毎日通っていた。

 

この頃はネットショップのSEO対策とネット広告配信、周りへの積極的な働きかけなどを行っていた。

また、新しいデザイナーを探すため、

 

・ネットで検索→メールや電話で連絡。

・イベントに参加→スカウト

 

などを繰り返していた。

 

それと同時に、デザイナーの洋服をセレクトショップにも置いてもらう為に、

東京にあるセレクトショップをネットで検索し、リストアップするという作業も行っていた。

 

10月28日。

まだスカウトをした際に一度だけしか顔を合わせていないデザイナーを集め、一堂に会す

「全国目指せデザイナーサミット」(名前は今決めました。)

を開催することに決めた。

 

もちろんデザイナー同士が顔を合わせるのは初めて。

 

10時に渋谷のおしゃれカフェで待ち合わせ。

(先日チラシを置いてもらった場所。)

 

時間になり、予定通り3人のデザイナーが集まった。

本当はこの時点で7人のデザイナーがいたが、都合がつかずにミーティングを2回に分けて行う事とした。

 

議題としては、

・この事業を始めたきっかけやこの事業に対する想いを伝える。

・なぜ服作りを始め、デザイナーを目指すに至ったかの共有。

・モノを売るという事に対する考え方や方法の共有。

・今後の予定と方向性の共有。

・デザイナー同士の懇親。

 

のような流れだ。

 

俺はあまり口が達者ではない為、言葉に詰まり、きょどりながらもプレゼン的な事を進めた。

彼らも、初めは緊張しつつも、だんだんと口を開くようになり、最終的には「懇親」というところまで達成できたように思う。

 

事業を始めて4ヶ月。

自分の中でできる事はやってきた。

ここから先、また一つ違うステージへと足を進めることになる。

 

この先、どんな事が起こるのか、この時点の俺はまったく予想していなかった・・・

 

デザイナー 夢と希望に 溢れてる

 

10月5日 母を訪ねて三千里

昨日は本当にやっちまった感しかないが、無事に入居手続きも済んだ事だし、気を取り直して前に進む事を決めた。

自宅から表参道までの定期券を買い、名刺の住所変更したものを作り直し、10月22日から入居する準備は万端に整えた。

 

以前ブログにも書いたのだが、俺はこの時クラウドファンディングに投稿していた。

展示会を行う資金を集めるため、多くの人の協力を得ようとしたのだ。

 

サイトにあがっているだけでも、多くの人が見てくれることだろう。

しかし、もっともっと多くの人に見てもらわねばならない。

さて、どうすべきか…

 

アナログ派な俺は、ちょっと文化祭ノリで、

「ビラ配りか!」

と結論を出した。

 

イラストレーターでビラをデザインし、印刷会社に入稿し、ビラを作った。

我ながらシンプルかつインパクトのあるビラができたと大満足だった。

 

さて、このビラをどうするべきか。

例えばライブをやるとして、フライヤーはどこに置いてもらう?

「そうだ!渋谷にあるおしゃれカフェに置いてもらおう!」

ということで、ネットで渋谷にあるおしゃれカフェを手当り次第に検索し、ポケット地図にチェックチェック。

そして、10月5日。

決戦の日を迎えた。

 

ビラが入った紙袋を片手に渋谷の地に降り立った俺は、意気揚々と渋谷のおしゃれカフェを訪問して回った。

 

「今、ネットでイベントを開催しておりまして、そのフライヤーを置いてもらいたいのですが!」

 

・・・・・

 

「あ、いいですよ!」

 

いやいや、予想を反しておしゃれカフェさん達はとってもウェルカムな感じだった。

30件以上回って、断られたのは5件程度。

 

「日本って捨てたもんじゃないですな・・・。」(涙)

 

渋谷にあるおしゃれカフェの大半を制覇した俺は、次の一手に出た。

 

「ビラって言ったら、ビラ配りでしょ!」

 

ということで、道ばたに立ってビラを配る事にした。

実は以前やっていた飲食店のアルバイトで、店が暇過ぎてバイト時間の半分くらいビラ配りをしていた経験がある。

その時の経験が活きる時が来たのだ!!!!

 

人通りの多い道で、最大限の笑顔でビラを片手に配り始めた。

「イベントやっています!よろしくお願いします!」

 

・・・・・

 

予想に反して、全く受け取ってくれない。

飲食店の時はかなりの確率で受け取ってくれたのに!

 

「なぜだ、なぜなんだ〜!!!!」

 

2時間近く配って、受け取ってくれた数は10枚といかなかった。

 

俺の心はまたしても折れた・・・

 

 

ビラ配り 費用対効果 悪いらしい

(なんとなく耳にはしていたが、身を以て体験した)