カネなし、コネなし、経験ナシの31歳独身男、起業家への道

カネなし、コネなし、就職経験1年未満の31歳独身男が起業家になるまでの道を日記風に綴っていきます。1週間に1回くらいのペースで書ければと思っています。ゆっくりやっていきます。

10月5日 母を訪ねて三千里

昨日は本当にやっちまった感しかないが、無事に入居手続きも済んだ事だし、気を取り直して前に進む事を決めた。

自宅から表参道までの定期券を買い、名刺の住所変更したものを作り直し、10月22日から入居する準備は万端に整えた。

 

以前ブログにも書いたのだが、俺はこの時クラウドファンディングに投稿していた。

展示会を行う資金を集めるため、多くの人の協力を得ようとしたのだ。

 

サイトにあがっているだけでも、多くの人が見てくれることだろう。

しかし、もっともっと多くの人に見てもらわねばならない。

さて、どうすべきか…

 

アナログ派な俺は、ちょっと文化祭ノリで、

「ビラ配りか!」

と結論を出した。

 

イラストレーターでビラをデザインし、印刷会社に入稿し、ビラを作った。

我ながらシンプルかつインパクトのあるビラができたと大満足だった。

 

さて、このビラをどうするべきか。

例えばライブをやるとして、フライヤーはどこに置いてもらう?

「そうだ!渋谷にあるおしゃれカフェに置いてもらおう!」

ということで、ネットで渋谷にあるおしゃれカフェを手当り次第に検索し、ポケット地図にチェックチェック。

そして、10月5日。

決戦の日を迎えた。

 

ビラが入った紙袋を片手に渋谷の地に降り立った俺は、意気揚々と渋谷のおしゃれカフェを訪問して回った。

 

「今、ネットでイベントを開催しておりまして、そのフライヤーを置いてもらいたいのですが!」

 

・・・・・

 

「あ、いいですよ!」

 

いやいや、予想を反しておしゃれカフェさん達はとってもウェルカムな感じだった。

30件以上回って、断られたのは5件程度。

 

「日本って捨てたもんじゃないですな・・・。」(涙)

 

渋谷にあるおしゃれカフェの大半を制覇した俺は、次の一手に出た。

 

「ビラって言ったら、ビラ配りでしょ!」

 

ということで、道ばたに立ってビラを配る事にした。

実は以前やっていた飲食店のアルバイトで、店が暇過ぎてバイト時間の半分くらいビラ配りをしていた経験がある。

その時の経験が活きる時が来たのだ!!!!

 

人通りの多い道で、最大限の笑顔でビラを片手に配り始めた。

「イベントやっています!よろしくお願いします!」

 

・・・・・

 

予想に反して、全く受け取ってくれない。

飲食店の時はかなりの確率で受け取ってくれたのに!

 

「なぜだ、なぜなんだ〜!!!!」

 

2時間近く配って、受け取ってくれた数は10枚といかなかった。

 

俺の心はまたしても折れた・・・

 

 

ビラ配り 費用対効果 悪いらしい

(なんとなく耳にはしていたが、身を以て体験した)