10月4日 凡ミス
前回、天のお告げが囁かれた。
天にも昇る気持ちでいた俺はワクワクしながら10月4日という日を待った。
いよいよ表参道デビューだ。
表参道が俺を待っている!
表参道が俺の第二の庭になるのだ〜!
ハッハッハッハー!!
なんて有頂天になっていた俺がいた。
そんな俺の天狗具合を神様は見ていたのかもしれない。
(ちなみにそんなに神様を信じていない)
朝5時30分に起床して、
(夜型から朝型に変更しようと、この時早起きをしていた。今でも5時30分には起きているが。)
ゆうゆうとPCで作業して、
約束の「13:00」に余裕で間に合うように11:30に家を出た。
電車に乗って乗り換えの駅まで向かっていた時に、
けたたましく携帯電話が鳴った。
知らない番号から。
いやいや、ワタクシ電車に乗っている間に電話には出ない主義ですよ。
何度コールされても出ません。
ポリシーですから。
「・・・ん?」
「いや、待てよ。今日、この時間に何度も知らない番号から電話がかかってくるって変だな・・・」
嫌な予感・・・
俺は時計を確認した。
現在、時間は「12:03」
まさか・・・
!!!!!!!!
時間、間違えてる!
やばい、やばい!
とにかく乗り換えの駅ですぐに降りて、すぐに電話をかける。
「すいません!
私の手違いで時間を間違えてしまいました!
今、向かっておりまして、12:40分には到着します!
大変申し訳ありません!」
「社長はその時間は出てくる事ができませんが、
私が対応いたしますので、大丈夫ですよ。
そのままお越し下さい。」
・・・・・・・
ハァ・・・
やっちまった・・・
普段、めったに遅刻なんてしないタチなのに、
こんな日に限って遅刻しちまった・・・・
汗だくで到着した俺に、担当者の竹下さん(仮名)は優しく対応してくれ、
無事に入居手続きを済ませる事ができた。
「いや、時間になっても来ないので、びっくりしましたよ。」
「ホントすいません・・・ 時間を勘違いしていて、こんなことに・・・」
(私が一番びっくりしました…)
慌ただしく手続きは済んだが、10月22日から表参道のオフィスに入居することが決まった。
最低だ ハナから遅刻 あるまじき