カネなし、コネなし、経験ナシの31歳独身男、起業家への道

カネなし、コネなし、就職経験1年未満の31歳独身男が起業家になるまでの道を日記風に綴っていきます。1週間に1回くらいのペースで書ければと思っています。ゆっくりやっていきます。

6月30日 バイトを辞める

2013年6月30日、アルバイトを辞めた。

飲食店のキッチン兼ホールのアルバイトだ。

 

俺には夢があった。

カフェ兼洋服屋を開きたいと思っていた。

26歳の4月からアルバイトやら派遣社員やらを掛け持ちし、週7日4年間働き続けた結果、金融機関に借金をする頭金くらいはなんとか貯める事ができた。

 

今か今かと待っていた日がついに来て、俺はバイトを辞める事になったのだ。

 

さて、どうしようか。

期待に夢は膨らむばかり。

新しいお店、ピカピカの冷蔵庫、かっこいい棚、イカした洋服(今時イカしたはないか…笑)

 

小さなお店で、常連さんと楽しく話しながら、生活していけるだけのお金を稼ぎ、ゆったりと過ごすつもりだった…

 

ちなみに26歳までは特に何もない人生を歩んできた。

小・中・高・大と良くもなく、悪くもない中間の学校に通い、その中でも中間に位置する成績で、野球部に入っていたが運動神経が悪いのでレギュラーになる事もできず、特にこれといって人に自慢できるようなものは何もなかった。

 

卒業してからも一旦就職はしてみるも、全然面白くなく、精神的にも肉体的にも辛かったので、1年経たずにやめてしまった。

 

そのあと、3年間専門学校に通い、26歳になった。

 

バイトの最後の日、俺は腹痛に襲われた。

トイレにこもっていると、家を出る時間に間に合わなくなってしまった。

実家だったので、父親に送ってもらおうと説得。

急いで出てもらったが、父親が道に迷う。

「そこ右、右!」

 

バイト最後の日、父親は警察に捕まった。