7月25日 拒否権
前回の半田さんとの飲み以来、すごく前向きな気持ちが続いた。
自分のやりたい事をわかってくれる人がいる、応援してくれる人もいる。
そう思っただけで、ポジティブな気持ちになれた。
この調子のままイケイケドンドンだ!
と思い、専門学校時代の同級生であり、この事業を始めるきっかけの一つにもなった原田(仮名)をスカウトする為に、飲みに誘った。
原田は一言で表すと「デカい。」
身長も190㎝前後あり、身体もがっちりしている。(太っているわけではない。)
そして、態度も...笑
いや、いいんだ。
それが彼の良さだ。
自信があるんだ。
自信があるってことはいいことだ。
それだけ自分がやってきた事をわかっており、人よりも頑張ってきたのだろう。
彼から見習わなければならないところはたくさんある。
俺より3つくらい下だが、非常に濃いキャラをしている。
出会っているのではないだろうか?
あなたも今までにこのようなタイプの人間に。
原田はよく言えば正直で、思ったことを口にせずにはいられない性格なのだ。
ちゃんと相手を想いやる気持ちも持ち合わせている。
だが、それを相手に伝えるのが苦手なようだ。
ある意味、「不器用ですから。」なのだ。
こういうタイプは周りから好かれるか嫌われるかの二極化が激しく、
彼も例に漏れずとても仲の良い友達数人以外はあまり親しく話していなかった。
専門学校3年の時に同じクラスになり、面識があったため、話をするようになった。
それからのつながりである。
卒業以来、久しぶりに会う。
彼も数ヶ月前にブランドを立ち上げ、独立したばかりだった。
まだ始めたばかりなので、取引先も1〜2カ所しかなく、苦戦しているようだった。
そんな彼の噂も聞いていたので、「力になりたい。」と思ったのもこの事業を始めるきっかけだった。
ちょっと長くなったので、続きはまた次回。
自信はね 今一番に 欲しいもの(切実)